ギルバート(以下ケントG) 受験生を対象とした英語教室でありながら、今では一般の方も多く詰めかけているそうですね。特にこういう指導をしている、といった部分から聞かせてくださいますか。
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岡田 中一から高三までの教科書を一気に総復習します。私どもではまず結果を出すことに徹しています。そしてその最善の方法は、長い経験から、教科書習得しかありませんでした。また、英語習得は、書いて読んで読んで身体で覚える、つまりある種のスポーツだと考えています。この春、英検二級までの受験者全員が合格しました。これで当教室では、中三までの英語を完全に習得すると、英検二級の合格とTOEIC六七〇点以上が可能だということが立証されました。
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ケントG 中学の教科書を繰返し読み直していると、基礎が今になってよく分かる、と私も英語を話せる日本人から聞いたことがあります。
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岡田 決まった答えの出る数学ではないので、英語は、その約束事(文法)を避けて通ることはできません。中三までで、その八割ほどの学習ができますので、日常会話には困りません。実用英語までには高二までの英語力は必須ですが、その中三の基礎がなければ、一歩も先には進めないと思います。
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ケントG 私も日本語を覚え始めるとき、文法が頼りでした。ところで、雰囲気はアットホームでいいですね。
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岡田 ありがとうございます。でも例えば、中三までの英文は、発音して書くことの繰返しですから、学習のつらさは想像以上です。質問が多く一心不乱に燃え尽きるほど努力なさいます。自分の話す内容にも、話し方にも自信を持ってもらいたいのです。
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ケントG これは日本語を話せる外国人の例ですが、ビジネスで中途半端な言葉は、たしかに信用を落とします。
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岡田 信用云々もですが、敬語が使えなければ、平和に話も進行しません。でも楽しんで学習したいです。
ケントG おっしゃる通りです。今後も頑張って下さい。
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